「フォトスタイリング」は「思考の具現化」そのもの


こんにちは。

フォトスタイリストの清水陽子です。






自分の思いや思考をアウトプットする作業。

私にとっては、写真やブログなのですが、語彙力のない私にとって、ブログを書く作業はかなり大変。

書いては消して、書いては消しての繰り返し。

見ている方に刺さるよう、そして届けたいという思いが加速し過ぎてしまい、本当に書きたいことが書けずに終わるという・・・

まさに、迷走状態で悩んでいました。


そんな迷走ブログを読んでくれた知人が言ってくれた言葉。


「仕事の世界観だったり、フォトスタイリングの素晴らしさは、掲載している写真から十分に伝わってるよ」


この言葉にハッとしたわけです。

そうでした、私はいつも「写真で想いを伝えよう」ってしつこく書いていました。

THE 灯台元暗し。


その知人はピラティス講師。

今回2級ベーシックを受講してくれています。

彼女は当初、「フォトスタイリング?何ソレ、全く興味ない」って言っていました。

ピラティスと写真、まったく繋がらないから仕方ないよね、って。

それから暫くして、何かのきっかけで、「写真って自分の世界観を伝える最適なビジュアルツールなんだよねー」という話をすると、写真に全く興味がなかった彼女の目が変わりました。


「何それ、凄く興味ある!」

「自分の想いや世界観をビジュアル化できるの?!」

「面白そう!やってみたい!!」


ホント、何がきっかけになるかわからないものです。

彼女曰く、「写真はまさに思考の具現化」。

特に、「何をどう伝えるか」を写真で表現するフォトスタイリングは「思考の具現化」の最たるもの。

何もない所から、伝えたいアイテムをセレクトし、並べ・整え・スタイリングする。

その一連の作業は「思考の具現化」そのものだそう。


言われてみれば確かにそうで、

想いを届ける、自分のやっている仕事や作品の世界観を伝えるために、その思考をビジュアル化する作業は確かに「具現化」なんですよね。

「思考の具現化」と聞くと、ちょっとだけスピリチュアルなお話のように聞こえますが、フォトスタイリングに置き換えてみるとスッと府に落ちるから不思議なものです。


考えてみれば、写真で「こうなりたい」を実現化できるのって凄くないですか?

「まさか写真で?」と思われるかもしれませんが、以前ブログで書いた、スタイリング実例 記事がまさにそう。



この時の記事は、「デスクトップのスタイリング」なのですが、理想のデスクトップをダイニングの窓際に写真撮影のために作ったのです。

実際には無い場所を、フォトスタイリングの手法を使って出現させる。

ハリボテじゃんと言われればそれまでですが(;'∀')

でも、こんなデスクトップで作業できたらいいなーという私の想いはきっと伝わっているはずです。

もしかしたら、この画像を見てデスクトップをこのテイストにリメイクしてくれた方や、こんな風にスタイリングするのねーってこの手法を取り入れてくれた人がいるかもしれません。

また、この撮影で使った小物が欲しくなってアイテムを探してくれた人もいるかもしれないのです。

そうだとすれば、私の想いや世界観は伝わったという事になります。


長々と書き連ねましたが、今回気づきを与えてくれた知人に感謝するとともに、少しでも多くの方に「フォトスタイリング」の持つ可能性や素晴らしさをお伝えできるよう、語彙力のないブログですが写真と共にその想いを届けられるよう、精進したいと思います。



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monosis

sisdesign MONITONE MARKET デザイナー兼フォトスタイリスト。
モノトーンをベースにしたファブリックアイテムを中心にデザインしています。
アパレルデザイナー(レディースインナーウェア)として12年勤務の後、フリーランスデザイナーとして独立。
アパレルデザインのほかインテリア・ウェブデザインまで幅広く活動中。
現在はデザイン業務の傍ら、フォトスタイリストとして活動を始めました。